力率改善制御IC
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状態:供給
FA5696Nは、臨界モードを採用した力率改善コンバータを構成するためのコントロールICです。高耐圧CMOSプロセスを採用し、低消費電力を実現しています。また、二重過電圧保護機能、出力短絡保護回路などを備えています。
特徴
- 入力電圧検出レスにより低待機電力対応可能
- 高精度電流検出:0.6V±5%
- 最大周波数制限機能により軽負荷時の効率改善
- ソフトスタート、ダイナミックOVP回路により音鳴りを防止
- 高耐圧CMOSプロセスにより、低消費電力化を実現
- スタートアップ80μA(max)、動作時2mA(typ)
- パワーMOSFETを直接駆動可能、出力ピーク電流:ソース1A / シンク1A
- FB端子と過電圧検出端子の分離により、出力電圧検出ラインに異常が発生した場合もスイッチング停止し、出力を保護
- FBショート検出回路により、出力電圧検出ラインに異常発生した場合もスイッチング停止
- 低電圧誤動作防止回路内蔵(9.6V ON / 9V OFF)
- スタンバイ機能
- パッケージ:SOP-8
用途
- スイッチング電源
仕様
コントローラタイプ | 臨界モードPFC |
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適用回路 詳細 | PFC(昇圧) |
動作周波数(kHz) | 自励方式 |
VCC(V) | 10〜26 |
OVP端子 詳細 | 有 |
過負荷動作 | 無(過電流保護有) |
過電圧動作 | 自動復帰(FB) |
パッケージ | SOP-8 |
ドキュメント・ツール
リファレンスデザイン | 電源制御用ICリファレンスデザイン |
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セレクションガイド | 電源制御ICセレクションガイド [25A2-J-0007] |