低待機電力対応 PWM制御IC
FA8A39N
-
状態：供給
FA8A39NはパワーMOSFETを直接駆動出来るカレントモード方式のスイッチング電源制御ICです。8ピンの小型パッケージにもかかわらず豊富な機能を集積しているため、軽負荷時の省電力化や外付け部品点数の削減に最適で省スペースでコストパフォーマンスの高い電源が構成できます。
特徴
- 低待機電力化
- X-コンデンサ放電機能を内蔵。 (放電抵抗による損失を低減)
- 低消費電流を実現。 (通常動作時450uA typ.)
- 周波数低減機能を内蔵し中間負荷領域の効率の改善。
- 軽負荷時にはバースト動作に移行し低待機電力を実現。
- 500V耐圧の起動回路内蔵。 (起動回路の省電力化を実現)
- 多様な保護機能
- 2段階検出の過負荷保護機能内蔵(遅延時間2.5sec typ.)。モーターなど過度的な負荷に対応可能。
- AC入力電圧に応じた過負荷検出値の補正機能を内蔵。
- 二次側負荷短絡保護機能を内蔵(遅延時間64msec typ.)。
- LAT端子のプルアップ・プルダウンによるラッチ停止機能内蔵。用途に応じた保護動作が可能。
- 過電圧保護機能を内蔵。(Vthovp=30V typ.)
- 低電圧誤動作防止機能を内蔵。(Vccoff＝6.5V)
- ブラウンイン・アウト機能を内蔵。(AC入力電圧保護機能)
- ソフトスタート機能内蔵。(11msec typ.)
- 最低オン幅機能内蔵。電源起動・再起動時の過度的なMOSFETドレイン電圧の跳ね上がりを抑制。
- 周波数拡散機能により低EMIを実現。
- パワーMOSFETを直接駆動可能なドライブ回路を内蔵。出力電流：0.5A(シンク)／0.5A（ソース)
用途
- スイッチング電源
仕様
| コントローラタイプ | PWM |
|---|---|
| 適用回路 詳細 | フライバック |
| 動作周波数(kHz) | 65 |
| VCC(V) | 10〜28 |
| 起動素子(V) | 500 |
| 過負荷動作 | タイマラッチ |
| 過電圧動作 | ラッチ（VCC) |
| パッケージ | SOP-8 |
ドキュメント・ツール
| リファレンスデザイン | 電源制御用ICリファレンスデザイン |
|---|---|
| デザインツール | フライバックトランス設計 |
| セレクションガイド | 電源制御ICセレクションガイド |
