パワー半導体型式 | FA8A65N

低待機電力対応 PWM制御IC

FA8A65NはパワーMOSFETを直接駆動出来るカレントモード方式のスイッチング電源制御ICです。8ピンの小型パッケージにもかかわらず豊富な機能を集積している為、軽負荷時の省電力化や外付け部品点数の削減に最適で省スペースでコストパフォーマンスの高い電源が構成できます。

低待機電力化の実現。
1. 周波数低減機能を内蔵し中間負荷領域の効率を改善。(周波数低減FB電圧を外付け部品定数により調整可能)
2. 軽負荷時にはバースト動作に移行し低待機電力を実現。
3. 動作モードは通常モードとパワーオフモードが切り替え可能。(低待機電力を実現)
4. 500V耐圧の起動回路を内蔵。(起動回路の省電力化を実現)
多様な保護機能を内蔵。
1. 過負荷保護機能を内蔵。(ラッチ停止)
2. AC入力電圧に応じた過負荷検出値の補正機能を内蔵。
3. 外部信号によるラッチモード遮断機能を内蔵。
4. 過電圧保護機能を内蔵。(Vthovp = 25.5V typ.)
5. 低電圧保護機能を内蔵。(Vvccoff = 6.5V typ.)
6. 過熱保護機能を内蔵。(Tohp = 137ºC typ.)
7. ソフトスタート機能を内蔵。(Tss = 11ms typ.)
8. 最低周波数を26KHzに設定することで、可聴周波数での動作を防止。
スイッチング周波数拡散機能により低EMIを実現。
DSS(Dynamic Self Supply)機能を内蔵。
パワーMOSFETを直接駆動可能なドライブ回路を内蔵。出力電流: 0.5A(シンク) / 0.5A(ソース)

SOP-8